美作国のブランドいちご「武蔵」のお披露目会が17日、岡山県美作市宮本の武蔵神社で開かれた。美作農園(同市奥)が今シーズンから本格販売する新ブランドで、全国大会での最高金賞獲得を目指し、必勝祈願を行った。
「武蔵」は、次世代有望品種「スターナイト」の中から、糖度や大きさ、色つやに優れた果実のみを厳選した逸品。12月3日に開かれた第3回クリスマスいちご選手権で入賞するなど、すでに全国レベルの評価を受けており、来年2月の第3回全国いちご選手権にも出品予定だ。
神事には観光関係者を含め約10人が参加し、厳かな雰囲気の中で執り行われた。地元の丸大製材所(朽木)と連携し、美作ヒノキを使った特注箱に収めた最高級品「武蔵 極」も披露された。河合佑樹社長(36)は「美作地域の新ブランドとして、地域の方々と連携し、宮本武蔵生誕の地から全国、ひいては世界へ美作の魅力を発信していきたい」と話した。
