岡山県津山市の勝北風の子こども園で23日、院庄林業による「木育」の体験活動があり、年長児31人が木のぬくもりに触れながら楽しいひと時を過ごした。
木や山の役割、地球環境について興味、関心を持ってもらおうと実施。竹内悟管理本部マネジャーら4人が訪れた。
指輪作りや積み木、木でできた折り紙(厚さ0・15ミリ)、木のボールすくいなど五つのコーナーが用意され、子どもたちはグループに分かれて体験。丸太に開けた穴からおもちゃのイモムシを探すゲームは特に人気で、子どもたちは先端に磁石の付いた棒を手に持って夢中で挑戦していた。
この後、木のキャラクターが描かれたカードが一人ひとりに配られ、子どもたちは好きな色を塗り、地球が森や緑で笑顔を取り戻せるようにと、みんなで1枚の紙に貼り付けた。
寺坂琥翔君は「木の折り紙からとてもいい香りがした。木がもっと好きになった」、寺島希歩ちゃんも「積み木や虫さがしが楽しかった。これからも木のおもちゃで遊びたい」と話していた。