木工家・米山彰彦さん(38)=岡山県津山市国分寺=の作品展「生地のカタチ ヨネモノ」が西今町のカフェ&ギャラリー「NishiⅠma25」で開かれ、むく材による創作家具やユニークなオブジェに来場者が見入っている。10月3日まで。
工房「ヨネモノ」を開設して12年になる中、近作80点を出展。創作家具は、木肌が美しい山桜のベンチや円卓、クリの飾り棚、タモのスツールなどで、実用本位のシンプルなデザインの随所に職人技を感じさせる。コースター、名刺入れといった小物も並ぶ。
一方、オブジェは、様々に交わるパイプ形の造形に遊び心が漂い、鶏卵を模した「木の卵」も面白い。
米山さんは「素材を生かして細部にもこだわり、使い手になじむ家具を心がけている。オブジェとともに見て、さわってみてほしい」と話している。
12日と26日には、木の卵づくりのワークショップとお話し会(各日とも10人限定、午後2時〜、参加費2500円)もある。
午前11時〜午後5時。定休日は月、火、水曜日。
ワークショップの申し込み、問い合わせは、NishiⅠma25(℡080―5907―1663)。
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創作家具やオブジェを出展した米山さん
木工家・米山彰彦さん作品展