本物のように作り込まれた布地の花々 心を和ませ ゆったりとした時間を過ごして/岡山・津山市

芸術 会場を彩るアートフラワー
会場を彩るアートフラワー
         

 岡山県津山市で「深雪アートフラワー」の教室を開く柴田紀子さん(76)と教室生の第9回 「作品展」が17日、津山市のアルネ津山4階・地域交流センターで始まった。本物のように作り込まれた布地の花々が来館者の目を楽しませている。19日まで。

 同アートフラワー教室は国内外各所にあり、創始者の故飯田深雪さん(1945~2007年)が編み出した技法を伝えている。サテンや絹などの布を切り抜いて自然の色合いに染め上げた後、実物に近づけて形をつくるのが特徴。9年ぶりの開催となる今回は、師範の柴田さんと60〜70代計7人が計約50点を出展した。

 会場では、バラやモクレン、ヴェロニカ、ベルガモット、ミモザなどを模した作品が飾り付けられ、周囲を華やかに彩っている。訪れた人は生き生きとしたその美しさに見入り、「きれい」と感嘆の声をもらしていた。

 柴田さんは 「教室生たちの力作を眺めて心を和ませ、ゆったりとした時間を過ごしてほしい」と話している。


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