津山伝統文化茶道教室の「おひろめ茶会・終了式」が11日、岡山県津山市大谷の中央公民館で開かれた。教室生が日頃の研さんの成果を披露し、来場者をもてなした。
文化庁の本年度「伝統文化親子教室事業」の一環。小学生から高校生まで13人が在籍し、この日は6人が出席。保護者らを含む計14人が参加した。
紅白のツバキが飾られた茶室では、同教室を指導する表千家流教授の濃野榮子さん(78)=安井=が静かに見守る中、子どもたちが一つ一つの所作を確かめながら点前を披露。菓子と抹茶を丁寧に運んだ。保護者たちは、わが子の成長を実感しつつ、心のこもった一服を味わった。
茶会に先立って行われた終了式では、教室生一人一人が一年の歩みを振り返り、思いを発表した。小2の頃から通っている津山商業高1年の松本晟来さんは「バスケットボール部で忙しいですが、お茶の時間は一人になれて気持ちが落ち着きます。今年も頑張りたい」と話した。
子どもらは年間20回の教室と5回の茶会を通して、茶の湯の基本とともに、もてなしの心を学んできた。
