来年の干支・午(うま)をテーマにした工芸作品を集めた「干支展・午」が、岡山県津山市西新町の手染め工房・うき草やで開かれている。6日まで。
竹、木、金属、陶、粘土など8部門にわたり、市内外のクラフト作家10人・団体が約120点を出展。素材の個性を生かし、たてがみが凛々しいわら細工、やわらかな曲線が印象的な金属、愛らしい和紙張り子の起き上がりこぼしなど、多彩な「午」が並び、訪れる人の心を和ませている。
奈義町から訪れた70代の女性は「手仕事の温かみが好き。作家さんの遊び心が楽しい。来年は年女。どれにしようか迷います」と笑顔で話していた。
出展者は、白石靖(竹)、小林博道(すす竹)、奥田福泰(陶)、今井鳥石(和紙)、草地元(金属)、植木智子(磨研土器)、頭士浩子(古布)、森みほ(張り子)、どんぐり工房(手すき紙)、手仕事屋manomano(わら)。
販売も行っている。月、火は休み。
