「全国地域安全運動」(11〜20日)に合わせ、リオデジャネイロ、東京五輪に出場したエアライフル射撃の選手・岡田直也選手(31)=岡山県津山市=が11日、津山署の一日署長を務め、犯罪防止を呼びかけた。
岡田選手は警備会社・アルソック(本社・東京都)に所属。2024年のパリ五輪の出場権がかかっている「世界選手権大会」(来年開催予定)に向け、現在は岡山を拠点に活動している。
この日、同署=津山市=で委嘱式が行われ、防犯ボランティア団体や管内地域安全推進委員会など関係者ら70人の前で、岡秀明署長にタスキをかけられた岡田選手は「地域は自分たちで守る気持ちで、互いの絆を深めて犯罪を減らし、安全で安心できる地域にしましょう」と宣言した。この後、マルイウエストランド店=津山市=で「犯罪の起きにくい社会づくり」を推進する企業2社の社員と啓発グッズ約100点を買い物客らに配った。
岡田選手は「以前から一日署長を務めてみたいと思っていた。みなさんの前にでると気が引き締まる。多くの人が応援してくれていると深く感じていて、声援に答えられるように頑張っていきたい」と話した。