田邑まちづくり活性化協議会は18日、東日本大震災で被災した福島にヒマワリの種を贈ることで支援する「福島ひまわり里親プロジェクト」に協力しようと、上田邑の休耕田にヒマワリの種をまいた。花は6月下旬から一月ほど咲き、初夏の県道を彩る予定。
県道338号線をはさむ2カ所の計20㌃の休耕田を活用した。地域住民ら約30人が一列に並び、あらかじめ耕しておいた畑に丁寧に種をまいていった。9月には種の収穫体験会を開く。事務局の鳥取文二さん(70)は「ドライバーの目を楽しませるとともに、少しでも福島に元気を届けられるといいいですね」と話していた。
NPO法人チームふくしまが展開する、復興支援プロジェクト。福祉施設の雇用対策、教育、観光支援として活用されており、種から採れる油はバイオディーゼル燃料としても利用されている。
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ヒマワリの種をまく田邑地域の住民ら
東日本大震災「福島ひまわり里親プロジェクト」
- 2021年4月19日
- 天候・災害