2万2000人を超す死者、行方不明者を出した東日本大震災から11日で11年が経過した。地震が発生した時刻となる午後2時46分、多くの人が犠牲者を悼んだ。
山北の市役所本庁舎では、館内放送で発生11年目を迎えたことが知らされ、職員らが起立して1分間、黙とうを捧げた。
市危機管理室の西村敏之室長は「自然災害は、時と場所、規模を選ばないため、いつ私たちの身に降りかかるか分からない。防災対策の大切さを再認識すると同時に、市民の皆さんにも自分の命を守るには何が必要なのかを考えてもらいたいと思う」と話した。