柵原中学校(美咲町下谷)で21日、文化部音楽コースの生徒による「メモリアルコンサート」が開かれた。軽快で楽しい音楽が、集まった地域住民や卒業生、学校関係者ら約250人を楽しませた。
同コースは、吹奏楽の部活動で、12年前に今の名称に変更。地域のイベントなどで活動してきた。2024年3月の閉校を前に、長年の集大成としてコンサートを実施。部員15人と所属していた卒業生14人、教職員たちが計14曲を披露した。
部員たちは、音楽グループ・HYの「366日」といった邦楽や、吹奏楽の定番「エルクンバンチェロ」などを演奏。その後卒業生らも加わり、人気アニメテーマソングをはじめ、「宝島」などを奏でた。スイング・ジャズの代表曲「Sing Sing Sing」では躍動感のあるメロディーに合わせて観客は手拍子を行った。最後は同校校歌が流れ、会場は盛り上がった。
部長の3年・阿形遥華さん(14)は「今日のためにみんな頑張ってきたので、無事開催できてよかった。たくさんの人に聴いてもらえてうれしい」と話した。
同中は2024年4月、柵原小と統合し、義務教育学校「柵原学園」として開校する。文化部音楽コースは引き続き活動する予定。
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名曲を披露する部員や卒業生ら
柵原中学校メモリアルコンサート
- 2022年8月23日
- イベント