「森の芸術祭晴れの国岡山」(2024年開催)で活躍した地元の写真家・江見正暢さん(江見写真館社長)を講師に招いた文化芸術授業が23日、向陽小学校=岡山県津山市二宮=で行われ、4年生28人が手製のステンドグラスの万華鏡を鑑賞し、その仕組みや魅力について理解を深めた。
約25年前から万華鏡を制作している江見さん(78)=山下=は、芸術祭の期間中に城西浪漫館で展示して好評だった作品を持って来校。色ガラスやガラス細工を施した皿型の「ホイール」を回転させて見る「ホイールスコープ」の万華鏡で、ホイールは付け替え可能なほか、チューブ(筒)の中には鏡が入っており、取り付けた時の枚数や傾斜角度によって違う画像が見えることなどを説明した。
子どもたちは目を輝かせながらチューブの中をのぞき込み、色とりどりに輝く幻想的な世界を堪能。「きれい」と歓声を上げながらホイールを取り替えたり、回転させたりして、筒の中でさまざまな模様が浮かび上がる様子に夢中になっていた。
自身が撮影した万華鏡の画像を見せた後、江見さんは「こつこつと自分の手で好きな物を作っていく楽しさを知ってもらえたら」と語った。森本咲帆さん(10)は「さまざまな種類のホイールを好きに組み合わせてオリジナルの画像を作れるのが面白い。江見さんが一点一点手作りしている点もすごいと思った。自分も作ることができたらいいな」と話していた。
同授業は森の芸術祭の成果を生かして子どもたちの芸術と郷土への関心を高めようと市教委が本年度から始め、昨年11月に広野小でも実施した。
