森の芸術祭と美作大学短期大学部幼児教育学科がコラボした親子向けのワークショップが19日、岡山県勝田郡奈義町豊沢の町文化センター伝統文化等研修施設で開かれ、30組の家族連れが“おねえさんたち”と一緒に木を使ったものづくりや遊びに挑戦した。
奈義町自慢の「子育て」をテーマに企画。1年生37人が“先生役”を務めた。
隣接するスパーク奈義で開催中のアルゼンチン出身のレアンドロ・エルリッヒ氏が手がけた「まっさかさまの自然」を見学。モダンアートの技法フロッタージュ(こすり技法)で木の葉っぱの作品を作ったり、フランス生まれの魔法の板「カプラ」を使った遊びに取り組んだりした。
また、釘を使わない日本古来の伝統工法で木のジャングルジムを制作。子どもたちは夢中になって木づちでくさびを打ち込んでいた。両親と来ていた東津山保育園年長組の尾関萌衣ちゃんは「うまくできたと思う。お姉ちゃんが優しく教えてくれたので楽しかった」と話していた。
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