槙原教諭と原田教諭野崎教育賞受賞報告

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 教育や研究活動で成果を上げている40歳以下の教職員に贈られる一般財団法人県教委の「野崎教育賞」を、津山西中学校の槙原淳幹教諭(32)と西小学校の原田佳苗教諭(35)が受賞した。学校の授業や環境の改善、発展に尽力し認められた。
 槙原教諭は「主体的・対話的で深い学び」ついて研究を深め、国語科主任として教科部会をけん引している。授業では、生徒自身が課題を持ち、クラスメートらと話し合うなどして自主的に解決の糸口を見つけていく方法を取り入れ、学習意欲の向上につなげた。
 原田教諭は児童の性格や心情、得意分野に目を向けた指導について研さんを積み、みんなが安心して学べる環境づくりを実践。津山市の特別支援教育の推進に貢献している。市の巡回相談事業では、学校の要請に応じて、専門性を生かした助言も行っている。
 24日に山北の市役所を訪れ、谷口圭三市長に受賞を報告。槙原教諭は「支えてくれた先生や前向きに授業に励む生徒たちに感謝している。誰もが楽しいと感じ、学んだことを生かせる国語の授業を続けたい」。原田教諭は「多くの人の協力があって受賞できた。一人ひとりにあった支援や指導を考え、分け隔てなくみんなが楽しいと思える学校にしていきたい」と喜びの言葉と抱負を語った。谷口市長は「大変うれしく思う。これからも力を尽くし、津山の未来を担う子どもたちを育んでほしい」と称えた。

市長に「野崎教育賞」の受賞を報告する槙原教諭(左)と原田教諭


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