岡山県津山市の産業界のリーダーを育成するつやま産業塾「第27期経営能力開発講座」(市人づくり事業運営委員会主催)が16日、同市新魚町のアルネ津山4階・地域交流センターで開講した。12月までに全8回の講座があり、新たな時代を切り開くためのマインドセット(心構え)に磨きをかける。
塾生は20〜50代の経営者や幹部職員ら男女20人。開講式では則次俊郎塾長が「いろんな分野の素晴らしい講師を招いている。バラエティー豊かな受講生が集った。津山を熱くする人材になっていただきたい」とあいさつ。
プログラムファシリテーターの安川幸男神戸大客員教授が今期のテーマ「共創で津山を熱くする」について説明し「ここは挑戦者のラーニングコミュニティー。意識の変容を楽しみながら、仲間とともに『好き』を形にしていこう」と呼びかけた。
製造業の山本理人さん(40)は「いろんな業種の人と交流し、いろんな考え方を学びたい」と話していた。
今後の講義は▽哲学から考える、生きる意味と自己理解▽対話・マインドフルネス▽事業のツクリカタと社内起業家の精神―など。12月15日に成果発表を行う。