津山城(鶴山公園)=岡山県津山市山下=表門で27日、市観光協会職員による門松一対の設置が行われ、元旦に来場者を迎える準備を整えた。
2013年12月から続く恒例の取り組み。職員5人がこもを巻いたたるに大きな竹を差し、その周りに市民の協力を得て集めた松、梅、ナンテン、葉ボタン、ユズ、ヒノキを手際よく飾り付けた。高さは約2.5メートル、幅約1.4メートル。門の前で存在感を放つ華やかな出で立ちが訪れた人たちの目を楽しませている。設置は1月15日まで。
作業の担当を務めた市観光協会・有木康二さんは「津山城ならではの正月の風物詩を楽しんでもらえたら。元旦のイベントもぜひ来てほしい」とPR。
同園は29~31日まで休園。元旦は午前6時に開園し、7時26分ごろに見られると予想のご来光を眺める「初日の出イベント」を開催。入園者に鶴山館前で甘酒を振る舞うほか、コーヒー、ぜんざいの販売も実施。切符売場では元旦限定の御城印(500円)が購入できる。入園料は310円(中学生以下無料)。
問い合わせは、市観光協会(TEL:0868-22-3310)。
