2地域居住を希望している人たちを対象にした、座禅体験が6日、西寺町の長安寺(岡山県津山市)で開かれ、岡山県内外の20〜50代の9人が歴史豊かな古刹を体感した。
同寺の月例座禅会に合わせてあり、地域住民とともに参加。坐蒲(ざふ)に座り、作法通り手と足を組んで姿勢を正すと、静寂の中に身をゆだねた。続いて久保孝道住職による講話と作務、茶話会があり、参加者はすがすがしいひと時を過ごした。
知人と参加していた新見公立大地域福祉学科3年の岡本純奈さんは「出身地の姫路にもない、江戸時代からの風景のなかにいまがある不思議なまちですね」と話していた。
県が県内3地域で行った2地域居住体験モデルツアーの一環。一行は4〜6日、城西地域でさまざまな体験を通し住民と交流を深めた。
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座禅を体験する2地域居住体験モデルツアーの一行
歴史豊かな古刹体感