歴史資源どう生かす ”研究会”と観光協会が懇談 「インバウンドで国際交流も」/岡山・津山市 

経済・産業 あいさつする観光協会の松岡会長=岡山県津山市で
あいさつする松岡会長
         

 郷土史研究や観光振興に取り組んでいる岡山県津山市の「津山おくにじまん研究会」(赤坂健太郎代表)は21日、松岡裕司観光協会長との懇談会を津山観光センターで開き、歴史資源を生かした観光振興についてざっくばらんに語り合った。

 毎年恒例で、赤坂代表ら会員9人が出席し、「津山城(鶴山公園)の本年度の整備・観光活用の状況」や「城東・城西地区の駐車場整備・案内板の設置の進ちょく」などについて質問した。

 観光協会側は「津山さくらまつりは最短最速の10万人超え、過去最多の12万人を達成。9月15〜24日には津山城ナイトイルミネーションを開催、鶴山を考える会の邦楽と観月の夕べ、津山城もみじまつりがあり、多くの方の来場を期待している」とした。

 観光振興の今後の方向性は「インバウンドは東アジアでは特に台湾で県・市と連携し、協会としても彰化市の扇形機関車庫との国際交流を進める。市が公表したまちじゅう博物館構想と連動し、コンテンツを磨きあげ、つなぎ合わせて観光地域づくりに取り組む」と答えた。

 また「衆楽園の整備状況」「鉄道の津山・美作追分間開通100年記念」「作楽神社の観光案内版」などについて意見を交わし、活発な議論が行われた。


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