「水道週間」に合わせたパネル展(津山市水道局主催)が岡山県津山市山北の津山市役所ロビーで開かれ、「たいせつに みずは みんなのたからもの」をスローガンに、各家庭で役立つ水道に関する知識や災害時の心得などを来庁者に啓発している。7日まで。
長期間使用しない時に破裂や漏水を防止する止水栓、漏水が止まらない場合に確認できるパイロットメーターについての詳しい情報、昭和期後半に敷設された鉛製給水管の取り換え工事などについて写真を添えて説明。
さらに大規模災害による断水時、給水車到着や復旧までの対策として、備蓄しておく飲料水について「1人一日3リットル×3日分」との目安を図入りで示し、保存期間の確認にもふれている。
このほか庁舎東側外壁の大型LEDビジョンでも災害時の啓発動画を放映。
市水道局では「普段は蛇口をひねれば当たり前のように出てくる水だが、非常時にはその大切さが分かる。この機会に水道への理解を深めてほしい」としている。