勝北サマーフェスティバルIN塩手2024が12日、岡山県津山市市場の塩手池で5年振りに開かれた。夏の風物詩として合併前から続く、県北では珍しい湖上花火大会は水中花火を含む約3000発が打ち上げられ、約3万人(主催者発表)が水面を華やかに彩る大輪を堪能した。
歩行者天国となった会場周辺には、浴衣姿の若者や子ども連れが詰めかけた。本部近くには35の夜店が並び、多くの見物客でにぎわった。
日が落ちて、涼しい風が吹き始めた頃、大会開始。色とりどりの大輪が軽快に打ち上げられ、水中花火が水面を鮮やかに染めると、観客から歓声が上がった。
家族4人で来ていた美作市林野の会社員・森本敬子さん(52)は「初めての水中花火。湖面に映える光の大輪はすごかった。2歳の孫も大喜びです」と話していた。
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