「津山城鉄砲隊」 の演武が7日、 岡山県津山市の同城本丸であり、満開の桜を震わす豪快な火縄銃パフォーマンスが花見客を楽しませた。
黒い胴着をまとった同隊メンバー8人が江戸時代の銃を手に備中櫓 (やぐら) わきに整列。「放て!」 の号令で一斉に空砲を撃ち鳴らし、「ドォーン」 という爆音に取り囲む観衆からどよめきと拍手が沸いた。 さらに津山藩ゆかりの大筒の実演も好評だった。
東一宮の会社員・都井知晴さん(63)は 「響き渡る音を聞きつけて駆けつけたがなかなかの迫力。銃を構えた立ち姿もかっこよかった」 と話していた。
同パフォーマンスはさくらまつり2日目(24日)に予定していたが、雨天のため延期して実施した。