河辺のイオンモール津山に市立図書館の本の返却ポストが設置される。子どもたちの手形が付いた〝世界に一つだけ〟のデザインで、民間企業の施設内にできるのは市内で初めて。28日に開くオープニングセレモニーで完成品を披露し、利用を開始する。
返却ポストは、高さ約1・9㍍、幅約1・3㍍の大きさで、小屋のような形をしている。市内で木工や建材業などを営む有志らによるブランド「ANDLIFE」の運営メンバーが「みんなの思いを形に」をコンセプトにしてデザインを手がけた。
21日に新魚町の市立図書館前で、手形を付けるイベントが行われた。参加した子どもらは、赤、青、黄緑、オレンジなど、自分が好きな色の絵の具を手につけて、しっかりとプレートに押さえ付けてにっこり。名前やイラストなどを書き込む子どももいた。
国分寺保育園の年少組の田口楓凱君(4)は「手形を押すのが大変だったけど、自分の手がポストの模様になるのはうれしい」。父親の一道さん(46)は「子どもにとって良い記念になった。みんなに親しまれるようになってほしい」と話した。
23日、イオンモール津山でも同様のイベントが開かれる。
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手形のプレートにイラストなどを書き込む子どもら
河辺のイオンモール津山に市立図書館の本の返却ポスト設置予定
- 2021年2月22日
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