河辺の津山ブックセンター本店、神社仏閣の御朱印集めの人気にあやかり、「御書印」のスタンプを作製

経済・産業 河辺の津山ブックセンター本店、神社仏閣の御朱印集めの人気にあやかり、「御書印」のスタンプを作製
         

 河辺の津山ブックセンター本店は、神社仏閣の御朱印集めの人気にあやかり、「御書印」のスタンプを作った。全国の書店が参加しているプロジェクトの一環で、先着順に御書印帖を無料配布している。
 来店時に「御書印をください」と伝えると、書店のロゴと店員が勧める本のタイトルのスタンプなどが押してもらえる。1回200円。
 全国で書店の客足が減ってきている中、〝新たな本との出合いを探しに書店を巡る旅〟をキャッチフレーズに東京の出版関係者らが御書印プロジェクトを企画。同店は「人と書店を結ぶ」というテーマに賛同し、6月から始めた。
 北海道から沖縄まで137店舗が参加し、今月25日には211店舗に増える。店舗ごとにスタンプの種類や勧める本が違い、〝御書印集め〟も楽しめる。
 川西一央店長は「当店は地元に根差し、津山に関係した本をそろえている。本棚の配置や取り扱っている本など、書店ごとに違っており、特有の雰囲気がある。コロナが終息した後は、さまざまな書店を巡って他との違いを発見して楽しんでもらいたい」と話した。
 将来は市内や真庭市、鳥取県にある支店でも取り組みたいと考えている。


御書印帖と御書印のサンプルを持つ川西店長


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