神谷昇子絵画教室の第13回「Lemonの会展」が岡山県津山市沼のくらやアートホールで開かれ、油彩や水彩などの意欲作が来館者の目を楽しませている。6日まで。
講師の神谷さん(上横野)と市内の教室で制作に励む愛好者15人が近作約80点を出展した。
錦秋に染まる九重連山、夏空のもと咲き広がるヒマワリ畑、風情漂う漁港の風景などを柔らかな筆遣いで表現。お絵かきを楽しむ子どもを見つめるほほ笑ましい光景や、かれんなコスモスやバラ、ユリといった花々も目を引く。はがき大の作品もずらりと並び、それぞれに個性があふれる。
神谷さんは「力強く精力的にキャンバスに向き合い、絵筆を通して自らの思いを再現した。一人ひとりの心模様と会話しながら作品を楽しんでほしい」と話している。