津山市内で活動している「地域おこし協力隊」の本年度活動報告会が25日、山北の市役所で開かれ、隊員6人が地域の課題解決や活性化に向けた取り組みを説明し、谷口圭三市長と意見交換した。
地域商社「曲辰」の三間博之さんは、主力のブランド米の販路拡大、焼き栗加工、ラジコン草刈り機の取り扱いの開始のほか、肉に合う酒やスパイスの新商品の開発状況について紹介した。城西まちづくり協議会の岡誠さんは、作州民芸館のワークショップ部屋のリノベーションや、津山城下町雛めぐりでの飾り付けの企画などを発表。新年度は、空き家対策を重点的に行うとともに、レンタサイクルの設置などにも取り組みたい考えを述べた。このほか、あば村運営協議会、市観光協会、城東まちづくり協議会で活動するメンバーが報告した。
市では、魅力あるまちづくりを目指して2015年度から協力隊員を配置している。
津山 地域おこし協力隊