岡山県津山市の津山城(鶴山公園)を会場にした津山さくらまつりの入園者数が12日、3年連続で10万人を達成した。
10万人目は正午前に訪れた吉備中央町の会社員・戸川仁規さん(37)ら家族3人。谷口圭三市長、同まつり実行委員長の松岡裕司市観光協会長とくす玉を割って祝福を受けた。記念品として津山銘菓と地酒セット、ザ・シロヤマテラス津山別邸のペア宿泊券が贈られた。
同公園のライブカメラを見て訪れたという戸川さん。長女の朔來ちゃん(8カ月)にこの桜を見せたかったといい「写真を撮ったりして花見を楽しみたい」と笑顔で話した。
先月23日に開幕した同まつりは、見ごろに合わせて14日まで会期を延長。実行委は「開花宣言が出ないまま開幕したが、後半は天候に恵まれて多くの人が訪れ、10万人を達成できた。現在散り始めだが、この土日はまだ楽しめる」としている。