津山しらうめの会や他団体、協力を求める趣意書を提出

医療・福祉 津山しらうめの会や他団体、協力を求める趣意書を提出
         

 精神障害者家族会「津山しらうめの会」、高次脳機能障害者と家族の集い「つるの会」、日本原病院高次脳機能障害者家族会「マーガレット」の3団体が19日、県独自の「心身障害者医療費助成制度」一部改正に向けた協力を求める趣意書を美作地域選出の県議6人に提出した。
 趣意書では、「制度では障害に関する治療以外の病気やけがなどの医療費について、(身体障害者と知的障害者は)1割負担としているが、精神障害者は健常者と同じ3割負担。1日も早く平等な制度に改正されるよう力添えいただきたい」などとしている。
 川崎の津山東公民館で開かれた懇談会に、本山紘司県議、山本雅彦県議、田野孝明県議(いずれも津山市・苫田郡・勝田郡)、松島幸一県議(久米郡)、河野慶治県議(真庭市・真庭郡)、市村仁県議(美作市・英田郡)が出席。つるの会の土井美智江会長、津山しらうめの会の近藤立志会長が詳細を説明し、県議がそれぞれの見解を述べた。
 代表して趣意書を受け取った市村県議は「この件は県精神障害者家族会連合会から昨年9月議会に陳情され、継続審査になっている。要旨と皆さんの気持ちを環境文化・保健福祉委員会に伝え、採択に向けて努力したい」と話した。

趣意書を手渡す近藤会長(左から2人目)


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