岡山県津山市は3日、地域おこし協力隊として新たに着任した藤田貴志さん(59)に委嘱状を交付した。
藤田さんはリクルート出身で、東京で経営コンサルティング業務に従事していた。元ITエンジニア。妻と二人で津山に移住した。つやま産業支援センターを拠点に、地域内企業の成長に向けたチャレンジをサポートする。
山北の津山市役所で谷口圭三市長が委嘱状を手渡し、「これまでのキャリアと知見を生かし、地域活性化のために力を貸していただきたい」と激励。
藤田さんは「宮本武蔵が好きでこの地域に憧れていた。自然豊かな美しいまち津山の役に立ちたい」と抱負を述べた。
藤田さんを含め現在、同隊員は9人。同市は2015年度から協力隊事業を継続している。