津山まつり実行委員会は18日、10月に開催する津山まつりについて、新型コロナウイルス感染拡大を受けた対応として、祭りのハイライトの一つ・だんじりの統一巡行の自粛を決めた。
この日開いた総会で祭り開催の可否について検討した結果、三密のうち密集・密接の条件にあてはまるため、統一巡行や催し会場での地域団体によるイベントを自粛する。
津山まつり3神社の神事は執り行われる予定で、大隅(上之町)は18日、高野(二宮)、徳守(宮脇町)は25日。各神社の御神幸祭などについて、徳守は大みこし巡幸の取りやめを決めている。大隅と高野は今月末までに総代会で決める。
約400年の伝統を誇る津山まつりは、日本三大みこしの一つとされる徳守神社の大みこしや、県重要有形民俗文化財のだんじりが勇壮に練ることで知られている。
実行委は「新型コロナウイルスの現在の感染拡大状況を考えると、やむをえない判断。来年はぜひ行えるよう、前向きに取り組んでいきたい」としている。
津山まつり、新型コロナウイルス感染拡大を受け、だんじり統一巡行の自粛/岡山・津山市
- 2020年8月19日
- 祭事・神事・法要