「津山まつり」が16日、大隅神社=岡山県津山市=の例祭で開幕。3年ぶりにだんじりの統一巡航があり、城東地域一帯ににぎやかな祭りばやしを響かせた。
大みこしは新型コロナウイルスを考慮して出動を取りやめた。だんじりは川崎、太田、玉琳、東松原の4台が雲街道を往復。「ソーヤレ」と子どもたちの元気な掛け声とともに、カン、カン、カンと鐘を響かせて疾走し、沿道から拍手がおくられた。
イベント会場のイーストランドへ到着すると、太田町内会の傘踊りとキッズダンスの催しがあり、観衆を楽しませた。家族6人で来ていた福井の会社員・井上大作さん(47)は「大隅の大みこしをかついだことがあり、大好きな祭りの一つ。みこしが出なかったのは残念だけど、やっぱり祭りはいいですね」と話していた。