クリスマスに合わせて岡山県津山市の津山まなびの鉄道館で2022年12月24、25日、「扇形イルミネーション」が行われた。色とりどりの明かりが夜の館内を彩り、来館者を楽しませた。
赤や青色にライトアップされた旧津山扇形機関車庫、転車台の周り約60メートルに張り巡らされた約1万3000個のLEDライトが幻想的な雰囲気を演出。25日は、あいにくの雨天にもかかわらず、鉄道ファンや家族連れらがカメラを片手に車庫内のD51形蒸気機関車をはじめ、転車台にのせられたDD13形ディーゼルなど計12両を写真に収めていた。
小学4年生・芦田龍之介君(10)は「昨年も来て、とてもきれいだったからまた来た。雨に濡れてより輝いているように見える。上手に撮った写真を部屋に飾りたい」と笑顔で話していた。
同館では1月1日午後0時、来館者の中から1名を抽選で選び、新年最初の「旅立ちの汽笛」を鳴らしてもらう催しを開催。参加希望者は当日午前9時から11時半までの間、申し込む。
年末年始の営業は、2023年1月1〜3日は開館、2022年12月29〜31日、2023年1月4日は休館となっている。
問い合わせは、津山まなびの鉄道館(☎0868-35-3343)。