大谷の「津山まなびの鉄道館」の来館者数が21日、30万人を達成し、記念式典が行われた。
30万人目は、市内に住む祖父母らと一緒に来た兵庫県明石市の柏知隼君(7)=小学1年生。無期限入館無料チケットやディーゼル機関車・DE501のおもちゃ、車両をデザインしたピンバッチなどが贈られた。柏君は「もっと鉄道について知りたいからこれからも来る。将来は電車の運転手になりたい」と話していた。
稲葉伸次館長は式典で「コロナ禍の中、節目を迎えられてうれしい。多くの人に足を運んでもらえるようしっかりと運営していきたい」と述べた。
同館は2016年4月、鉄道学習施設としてJR津山駅構内にある扇形機関車庫を改修してオープンし、来館者は17年6月に10万人、19年3月に20万人を突破した。20年度は、新型コロナウイルス感染拡大が影響して3万人余りにとどまる見込みという。
開館5周年記念行事の開催を4月3日に予定している。
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30万人目の来館者となった小学1年生の柏君(中央右側)
津山まなびの鉄道館来館者30万人
- 2021年3月22日
- 行政・公共