津山の桜で指折りの大木、小田中「山畑」のアズマヒガンが今、ちょうど満開。市街を見下ろす丘の上で薄紅色に咲き誇るあで姿に散策する市民らが歓声を上げている。
樹高、枝張りとも約15?あり、醍醐桜(県天然記念物、真庭市別所)と同種で樹齢は不明。例年並みに先週末からつぼみをほころばせ、春本番の陽気で一気に咲き極まった。遠くからも目につく小高いササ原にあり、眼前に千本桜の津山城を望む。
「毎春楽しみにしている。大きな一本桜だけに見事でお城山の眺めもいい」と同所の女性(67)。花はもう3、4日持つ見込み。