中学生硬式野球チーム・津山ボーイズのOB戦が3日、美咲町藤原の丸山町民グラウンドで開かれ、OBと現役選手約50人が交流を深めながらバットの快音と歓声を響かせた。
2年ぶり5回目で、関西や玉野光南、倉敷商業といった県南の強豪高校、作陽や美作など県北の高校、東海大学や岡山商科大学などから参加。中学3年とOB2チームに分かれて5イニングの総当たり戦を行った。
近藤雅文代表と安藤久良総監督による始球式で幕を開け、選手たちはそれぞれの所属校のユニホームを着て、はつらつとプレーした。中学生はOB相手にも動じず、連打での得点や巧みな投球で三振を奪うなど成長ぶりを披露。OBたちも豪快な一振りで本塁打を放ったり、キレのある速球と変化球で打ち取ったりとレベルの高さを見せ、各試合とも大いに盛り上がった。
津山ボーイズのキャプテン・庄司大政君(14)=中道中2年=は「スイングの速さなど、先輩たちのすごいプレーをたくさん見ることができた。学んだことを今後に取り入れ、全国大会出場を目指したい」と話していた。
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力強いスイングを見せる選手たち