津山中(椿高下)で15日、2年生80人による「SDGs(持続可能な開発目標)探求」発表会があり、県内企業の取り組みについてグループで調べた内容を互いに披露し合った。
社会の諸問題に目を向け、多角的な視野とアプローチする能力を養う狙いの課題研究。16社の協力を得て、5月から5人ずつのグループで興味を持った企業をホームページで調べ、メールやファクスでやり取りした情報をスライドにまとめた。
2教室で数人ずつに分かれ、席を入れ替えながら1人5分の持ち時間で発表。環境負荷の少ない素材やリサイクル原料を用いた製品づくり、省エネ住宅の施工、地域への教育支援、文化・スポーツ活動の支援―など、国連が提唱する17の目標に沿った各社の事業について説明し、取材した感想も述べた。さらに個々にプレゼンテーションの伝わりやすさなど評価をコメントし、それぞれ課題を通じて得たことを振り返った。
B組の中西悠仁君は「リサイクルしやすいことを優先した製品づくりを知り、企業の努力を感じた。これまでSDGsは他人事と思っていたが、自分でもできることからやろうと思う」と話した。
津山中 「SDGs(持続可能な開発目標)探求」発表会
- 2022年7月20日
- イベント