津山中央病院 ドクターカー 独自運用開始

医療・福祉 津山中央病院のドクターカーと救命救急チーム
         

 岡山県北唯一の救命救急センターを持つ津山中央病院(川崎)は、医師や看護師が同乗して重傷患者の処置を行うドクターカーの独自運用を1日から始めた。出動エリアを美作圏域10市町村に広げ、運用日数を増やして救命率の向上を図る。
 2005年から津山圏域消防組合と連携して行ってきた圏域内での運用を独自運用に切り替え、運用範囲を美作地域全域に拡充。年間の運用日数は平日185日から同約250日になる見通し。出動件数は約250件から500件程度に増えるとみている。
 ドクターカーはオフロード走行が可能な四輪駆動車でサイレンと赤色灯を装備。専門のドライバーを確保した。要請を受けると救急医や救急救命士らが乗り込み、患者を搬送している救急車の元に向かう。
 前山博輝センター長(40)は「重症の患者に対しより早く処置に取り掛かことができる。より消防との連携を深め、県北の救命率向上に努めたい」と話している。
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津山中央病院のドクターカーと救命救急チーム


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