津山中央看護専門学校の卒業式が18日、川崎の同校体育館で行われ、第32期生35人が感謝と決意を胸に看護の道へと踏み出した。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため規模を縮小し、卒業生、保護者、教職員らが出席。一人ひとりの名前が読み上げられ、橋本達也校長が代表生徒に卒業証書を手渡し「才能を磨いてきた皆さんの姿に、これからも努力を続けることを確信している。多くの人に愛され、多くの人を愛する看護師に成長してほしい」と式辞を述べた。
津山中央病院の林同輔院長の祝辞、記念品や花束贈呈に続き、在校生を代表して大熊遼さん(2年)が送別のことば。それを受け、立川七海さんが病院での実習や学校行事などの思い出にふれたあと「患者さんからいただいた『いい看護師になってね』という言葉を胸に看護の道を進んで行きたい。親身になり指導してくれた先生や看護師のみなさん、患者さん、家族への感謝は尽きません」と決意を述べた。
卒業生のうち31人が同病院に看護師として就職するという。
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温かい拍手に包まれて会場を後にする卒業生