春の交通安全県民運動(6〜15日)に合わせ、津山交通安全協会は6日、市交通安全対策協議会に、自転車の交通ルールを解説した漫画約70冊を贈った。市立小中学校で活用してもらう。
本は『自転車交通ルールを学ぼう!』(公益財団法人自転車駐車場整備センター発行)。3キャラクターが登場し、2人乗りや併走、右側通行の禁止、車道走行の原則、整備の大切さなどのテーマごとに物語を展開している。B6版約300ページ。
田村正敏会長や津山署の岡秀明署長らが岡山県津山市山北の市役所を訪問。田村会長は「子どもの自転車事故は多い。正しい交通マナーの実践を習慣づけてほしい」と話し、同協議会長の谷口圭三市長は「分かりやすく興味を引く内容。啓発に役立てたい」と礼を述べた。
運動期間中に鏡野町にも約50冊を寄贈する予定という。
同署管内では、今年2月25日朝に津山市下横野の市道で、当時中学1年生が自転車に乗って登校中、軽四トラックにはねられて重体になる事故が発生した。
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市長に自転車交通ルールの漫画本を贈る田村会長
津山交通安全協が市交通安全対策協に自転車の交通ルールを解説した漫画を贈った/岡山・津山市
- 2020年4月8日
- 行政・公共