津山商工会議所通常議員総会

　津山商工会議所の本年度通常議員総会が24日、岡山県津山市山下のザ・シロヤマテラス津山別邸で開かれ、昨年度事業と収支決算を承認したほか、コロナ禍で１年延期した創立90周年記念事業案について説明した。
　ウェブ上を含め役員議員ら約70人が出席。松田欣也会頭が「厳しい経済状況下で事業継続と雇用維持に取り組む会員事業者を後押しする政策こそが、求められるコロナ対策の柱。消費低迷が続く中、持続可能な経済活動をマネジメントする難題に、デジタル化推進と地域内循環による利益の再拡大を求めて対応していきたい」とあいさつした。
　議事の承認に続き、事務局が90周年記念事業について11月６日、記念式典と祝賀パーティ、城郭考古学が専門の千田嘉博奈良大学教授による基調講演をシロヤマテラスで開くのをはじめ、行政や経済界に対する「90年目の提言」をまとめ、記念誌などを発行する計画案を説明した。
　このほか、新型コロナウイルスワクチンの職域接種を24日に申請したことを報告。会員事業所（約２３００社）を対象に５０００人への実施を見込み、津山市が新魚町のアルネ津山３階に開設する大規模接種会場で７月下旬をめどに開始する計画を話した。
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あいさつする松田会頭