津山商工会議所青年部(釣谷育宏会長)は2023年1月17日、「循環と持続」をテーマに経済、観光などの課題解決策を示した政策提言書を谷口圭三市長に提出した。
「経済・経営」分野では▽旧津山国際ホテル跡地に津山の目玉となる『肉』をテーマにした官民連携の複合型ミュージアムを整備し、観光・文化両面でにぎわう仕組みをつくる▽ふるさと納税で他の自治体と違う新サービスを拡充する▽デジタル地域通貨を用いて地域経済循環率を向上させる。「生活・観光」では、マルシェを持続可能な観光産業の柱とし、既存の枠を超えたサポート体制を構築する。「郷土愛の醸成」では、市政が施行された2月11日(建国記念日)を『津山の日』に制定し、市の魅力を発信する―の5ビジョンについて、具体策を詳細に記している。
政策提言委員会のメンバーと市役所を訪れた釣谷会長が手渡し、志水亮介同委員長らが概要を説明。
谷口市長は「国際ホテル跡地は中心市街地活性化のためも次年度には具体策を示したい。マルシェと観光を結びつけるのはいい。津山の日というのも100周年に向けていい取り組みだと思う。いただいた提言内容についてしっかりと検討したい」と述べた。
提言書は同青年部同委員会が主体に調査、研究してまとめ、提出は6年目。
津山商工会議所青年部 政策提言書を谷口圭三市長に提出