津山商工会議所青年部(河部三成会長)は30日、地域経済や観光の活性化に向けた政策提言書を谷口圭三市長に提出した。
経済では①バスの利用促進策による公共交通の維持②つやま産業支援センターの組織再編によるシニア層の就労支援一元化③高齢者運営によるシニア食堂の市役所内への設置。観光では④美作国での広域連携強化⑤城東、城西地区の細街路の歩行者優先化による回遊促進⑥中心街の公衆トイレ洋式化、案内標識の充実⑦津山さくらまつり開催時の吉井川河川敷の駐車場利用―について現状を踏まえた具体策を提案している。
河部会長と市役所を訪れた岩野友彦政策提言委員長が概要を説明。谷口市長は「新年度中に公共交通空白地帯でモデル事業を実証実験する。シニア就労支援は重要で、高齢者食堂は面白いアイデア。観光面は春のイベントを充実させ、城東地区のハード整備も進める。トイレは順次改修し、津山らしい『まちなかサイン』も検討中。皆さんの思いを実現するためにも、しっかり取り組みたい」と述べた。
提言書は同青年部の政策提言委員会が主体に調査、研究してまとめ、提出は3年目。
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提言書を手渡す河部会長
津山商工会議所青年部、政策提言書を谷口圭三市長に提出/岡山・津山市
- 2020年4月2日
- 経済・産業