津山商業高校(山北)で6、7日、「高校生への食育教室〜食と健康のワークショップ」(市健康増進課主催)が開かれ、3年生約150人が健全な食生活の大切さを学んだ。
食事診断では、ICタグ内蔵の模型で栄養バランスを評価する「食育SATシステム」を使用。生徒たちはハンバーグや焼き魚、天ぷら、みそ汁、ジュースなど、日ごろ好んで飲食しているメニューのサンプルを盆に乗せてチェックし、同課の職員からアドバイスを受けた。
うどんやおにぎりで塩分過多と診断された國米隆基さん(17)は「汁を飲まなければ改善できる。塩気が多い自覚は全然なかったので日ごろ意識しなければいけない。若さで乗り切れるかもしれないけど年をとればそうはいかないのだろうと感じた」と話した。
同食育教室は、卒業後に一人暮らしを始める前に健康的な食事の大切さを知ってもらおうと実施しており、同校では5回目。
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食品模型を乗せて栄養バランスを診断する生徒
津山商業高校、食と健康のワークショップ