津山圏域消防組合の中央、東、西署 土砂救助の合同訓練

行政・公共 訓練に取り組む救助隊員たち
訓練に取り組む救助隊員たち
         

 津山圏域消防組合の中央、東、西署は31、1日の2日間、土砂に埋まった人を救助するための合同訓練を行った。加茂町齋野谷の岡北生コンクリート工業加茂工場の協力を得て、施設を借りて実施した。
 救助隊員32人が2日に分かれて参加。埋没事故を想定し、生コンの材料を貯蔵するストックヤードの砂の中に人形を埋めて行った。足場が安定しない急斜面で救助活動にあたり、スコップやじょれんで深く掘り進めながら捜索。単管パイプとコンパネを用い、土砂流入による二次災害を防ぐ土留めを作った。隊員たちは連携を確かめながら懸命に取り組んだ。
 東消防署の能勢裕敬救助隊長は「消防組合の施設でこうした訓練はできないため、民間事業者の岡北生コンさんの協力はとてもありがたい。訓練の経験をしっかりと生かし、有事に備えていきたい」と話していた。


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