「津山さくらまつり」が開かれた岡山県津山市の津山城で8日、同市出身の和太鼓奏者・坂本雅幸さんらの夜桜ライブ「津山城ビート」があり、春の夜のお城山に壮大な太鼓の音色が響き渡った。
坂本さんは元ブルーハーツでドラマーの梶原徹也さん、鼓童時代の盟友で篠笛の阿部一成さんと共演。和洋の太鼓が複雑に刻む変幻自在の「ビート」に、優美な笛の旋律がのり、満席の観客は大迫力の演奏に聴き入っていた。
3年ぶりに山口県から津山に家族で帰省中だった50代の会社員男性は「力強い、元気の出る音楽。夜の津山城によく合っていますね」と話していた。