津山城跡の鶴山館前で、初日の出を見るイベント(津山市観光協会主催)が開かれた。雪が舞うなか、雲の隙間からわずかにご来光が降り注ぎ、市内外から集まった約300人が新年の幕開けを祝った。
鶴山公園は辺り一面真っ白で、空はあつい雲に覆われた。日の出時刻の午前7時10分ごろになっても、空が明るむ気配はなかった。一部の来場者が諦めて帰ろうとしたところ、太陽が少しだけ姿を現し、「見えた」などと歓声が上がった。
また、おはじきやかるたなどの昔遊びや甘酒の振る舞い、餅入り牛そずり鍋やぜんざいの販売があり、人気を集めていた。夫婦で来ていた自営業の上原明美さん(48)は「これはこれで良かった。コロナが早く落ち着いて、また津山城にたくさんの人が来てくれるようになるといいですね」と話していた。
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わずかのあいだ姿を見せた初日の出
津山城初日の出
- 2022年1月3日
- イベント