岡山県津山市観光協会は、同市の津山城(鶴山公園)の昨年1年間の入園者数をまとめた。無料を含む総数は前年比2万36人増の21万4828人で過去最多を記録した。新型コロナウイルスの5類への移行、誘客キャンペーン「春はつやま」による情報発信の強化、インバウンド(訪日外国人観光客)の回復などが押し上げ要因になったとしている。
月別でみると3月は6万447人、4月は6万9927人で、最速で10万人を達成した「津山さくらまつり」(3月25日〜4月9日)は過去最多の12万1999人だった。牛肉料理の祭典「牛うまっ王選手権」が開かれた5月は1万7302人、津山城ナイトイルミネーション「TSUYAMAGIC」が開催された9月は1万5360人、「津山城もみじまつり」の11月は2万2525人。イベントとしてもそれぞれ最多の人出となった。
台湾をはじめとする外国人観光客がさくらまつりの時期から多く見られたといい、同協会は「インバウンドの回復を体感できた」とする。市は彰化市と観光協定を結んでおり、観光プロモーションに取り組む。
市内への宿泊客数は昨年1年間で約30万人になるとみられ、調査開始以来最多となる見込み。
また年度別では2022年度の入園者数は、24万136人と過去最高だった。同協会では「今年は、秋に森の芸術祭、夏にB’zの稲葉浩志さんの単独ライブがあり、多くの人が津山を訪れるとみられる。来年の大阪・関西万博も見据え、これらを観光振興につなげられるよう、観光客目線でさらなる誘客に力を入れる」としている。