山下の津山城(鶴山公園)で8日、「お城で木工教室」があり、親子が津山藩主の家紋入りの小物入れを製作した。8月中に残り6日間実施する。
三の丸にある鶴山館で行い、2組の4人が参加。あらかじめカットされた木材に保護塗料を塗り、藩主を務めた森家の鶴丸、松平家の三つ葉葵の形に切り抜いたシートを当てて黒や緑、赤などの絵の具で色付けした。くぎで固定し、幅、高さ20センチ、奥行き1センチの作品を完成させた。
父親と来た弥生小3年生の森淵陽君(8)は「勉強机に置いて中に文房具を入れようかな。家紋を入れる作業が楽しかった」と話していた。
市観光協会が、親子で触れ合い、津山城への関心を深めてもらおうと企画。9、10日にもあった。残りの日程は毎週土、日曜日で各2回(午前10時〜、午後1時〜)。対象は小学生と保護者で、参加費用は1000円。予約が必要。
問い合わせは、鶴山公園(0868-22-4572)。
P
津山藩主の家紋入りの小物入れを組み立てる親子
津山城(鶴山公園)で、「お城で木工教室」を開催/岡山・津山市
- 2020年8月11日
- イベント