本年度高校生への食育事業「満足一人ご飯の講座」(美作保健所管内栄養改善協議会主催)が7日、津山工業高校(山北)で開かれ、生徒たちが健康的な食習慣について学んだ。
若い世代を中心にした朝食の欠食やダイエット志向が心身の健康に影響を及ぼすことから、食事の知識や、将来に向けて自炊する技を身につけてもらおうと開催した。
同協議会の栄養委員4人と同保健所の管理栄養士2人が講師を務め、1、2年生13人が参加。講話で「朝食は集中力がアップするなど1日のはじめの大切なスイッチ」「朝食を食べることで体も目覚め、体内時計をリセットしてくれる」といった話を聞いた後、クッキングを行った。グループに分かれて「彩り鶏(とり)そぼろ丼」「野菜たっぷりみそ汁」を教わりながら調理し、試食を楽しんだ。
ラグビー部マネジャーで建築科1年の?田夢菜さん(15)は「朝ごはんと栄養の大切さを再確認できた。学んだ料理を家でも挑戦してみたい」と話していた。
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栄養委員に教わり、クッキングに挑戦する生徒たち