津山市「第5次総合計画」後期実施計画策定

行政・公共
         

 津山市は、2025年度まで10年間を計画期間とする市政運営指針「第5次総合計画」の後期実施計画(2022〜2025年度)を策定した。「誰もが輝く拠点都市津山」に向け、四つの重点目標と212の主要事業を掲げ、着実な実行を図る。
 重点目標は「快適で楽しい、住み続けたい街を築く」「安心して暮らせる地域共生の社会を築く」「持続可能な地域内循環型の経済を築く」「教育の充実で未来を切り拓(ひら)く人材を築く」を設定した。
 主要事業はこれまでの取り組みの成果や優先順位、事業目的などを改めて精査。新型コロナウイルスがもたらした新たな日常への対応に加え、地域循環型経済といった新たな視点も取り入れるなど、直面する課題への対応だけでなく、ポストコロナのまちづくりに向けた時代の要請に応える施策を盛り込んだ。
 総合計画のまちづくりの大綱に基づき事業を掲げる。大綱?の「子育て環境の充実と人と文化を育むまちづくり」61事業、大綱?の「健やかで安心できる支え合いのまちづくり」8事業、大綱?の「雇用の創出とにぎわいのあるまちづくり」46事業、大綱?の「豊かな自然環境の保全と快適に暮らせるまちづくり」27事業、大綱?の「災害への備えと都市機能の充実したまちづくり」63事業を盛り込む。第5次総合計画で定めた成果指標の達成に向け、効果的・効率的な事業実施に努める。
 30日の定例会見で谷口市長は「今後の市政運営に当たっては後期実施計画の着実な実行が重要であり、住民・事業者と行政がともに手を携えてさまざまな課題を一つひとつ解決し、誰もが輝く拠点都市津山を築いていく」と述べた。


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