先週から津山市内で相次ぐ新型コロナウイルス感染の確認を受け、津山市は27日、感染・クラスター対策強化宣言を発令した。広報車やチラシの配布、各種メディアを通して注意喚起を図り、一層の感染対策強化に取り組む。
宣言では▽会食は少人数で▽食器の共有は避ける▽正面や真横に座るのは避け、できるだけ斜め向かいに▽誹謗(ひぼう)中傷は絶対にしない―などを求めている。
26日に市内で6人の感染が新たに確認された。10月19日から計19人が判明、市内の医療機関ではクラスター(感染者集団)が発生している。最初の感染者が確認された4月24日から計22人。
谷口圭三市長は記者会見で「家族や友人との食事の時も気をつけ、高齢者施設や飲食店など業種ごとの感染拡大予防のさらなる徹底を」と呼びかけた。また「誰もが感染し得る病気。誹謗中傷は絶対にしないで」と訴えた。
学校の休校といった措置は取らない。
写真
新型コロナウイルス感染・クラスター対策強化宣言を発令する谷口市長
津山市が27日、感染・クラスター対策強化宣言を発令
- 2020年10月28日
- 医療・福祉