津山市が募集したごみ収集車(パッカー車)2台のラッピングデザインが決まった。市内の小学4年生が応募した218点の中から8点が選ばれた。パッカー車へのラッピングは市内で初めてで、12月中旬から学校関係施設や加茂地域で運用を始める。
環境省の「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ宣言」を受け、若い世代にごみ問題への関心を深めてもらおうと、4月中旬から5月上旬まで、各学校に呼びかけ、「ごみに関すること」をテーマにした作品を募った。親子エコフェスタ実行委と環境事業課の職員らが審査した。
8作品は3R(リデュース、リユース、リサイクル)や食品ロス、地球環境の保護を題材に「食べ物を大切に」「3Rで地球を守ろう!」といった標語と、ごみの削減に取り組む人物や色鮮やかな地球を描いたイラストが描かれている。想像力や見た目のインパクト、色づかいの良さなどが評価され、津山市長賞に選ばれた。受賞者と作品は市のホームページで公開されている。
また、12月16日から来年1月24日まで新魚町の市立図書館で全応募作品の展示を行う。今後もパッカー車の購入にあわせてラッピングを行う予定。
受賞者は次の通り。(敬称略)
本名陽翔(清泉小)、山本真子(北小)、植田隼人(佐良山小)北山太志(同)、中田啓太(鶴山小)、福島百々香(同)、細場陽菜乃(東小)、仁木那穗(同)
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ラッピングデザインに選ばれた8作品
津山市ごみ収集車 デザイン決まる
- 2021年8月12日
- 行政・公共